ビジネス英会話が一年で身につかない人の特徴など【英語学習での雑記】

英会話

今回は一年かけてオンライン英会話に取り組んだ人が、結果的に駄目だと感じた場合を考えてみます。

私や知人の体験に加えネットで集めた体験談が含まれていることをご了承下さい。

千時間しか使っていない人

英語学習には時間を使うことが大事です。イメージとして頭の回路を組み替える想定をしてみて下さい。英語の回路に日本語の回路をつなげることで言葉が出てきます。接続の為の回路が別にが必要です。

思考回路を再構築するには時間が必要なのです。一般的にスラスラ話すには三千時間が目安だと言われています。一日、8時間以上の間ずっと英会話して一年過ごすペースです。

つまり、高い目標設定をした時に、期待する効果を得る為に時間をかけることが必要です。学習時間の合計が千時間以下では効果が得られません。

基礎学力が足りない人

基礎から時間をかける人も注意が必要です。オンライン英会話を使って基礎の学習を確認することはとても効果的ですが、そもそもの基礎学習への態度」が出来ていない生徒さんも効果を期待できません。

ザックリとした理解では①中学までの学習の総計で千時間、②受験英語の学習時間の合計で千時間、③英文科などでしっかり勉強して千時間です。

そうすれば英語スラスラが話せる筈ですが、①や②で基礎学力を培う努力が欠けていた人は補足する必要があります。

また例えば、社会人はレッスンのモードに頭を切り替える難しさを感じるでしょう。そんな時間の捻出等も大事です。

覚える側から忘れていく人

記憶の定着の話題は基礎学習の習慣に通じる部分があります。

テストの時だけ頑張って良い成績を収めて不要な事柄を忘れていく記憶と、生活に大事な知識を覚えておく記憶があります。英会話に関する記憶は前者の記憶になりがちですのでご注意下さい。

記憶の定着を確認して補足する仕組みが大事です。それが出来ないと次々忘れて無駄にが積み重なっていきます。

英検やTOEICを定期的に受けて点数化してみることも有益です。

目標が明確ではなくてモチベーションが出ない人

そして英語学習を社会に出てから取り組んでいる人には、何よりモチベーションが大事です。モチベーションアップの為には目的の明確化が大事なのです。モチベーションが保てない人は効率が下がっていきます。学習の効果は期待できません。

具体的に考えていくと次の考え方で三段階で考えます。

目標があいまい

ただ単に「英語の力が着いたら良いな」くらいに考えて、「どんな人と(何を)会話することが目標」だとか「TOEICなどの具体的なテストで850点とることが第一段階」とか具体的な目標に落とし込んで目標達成を考える事が大事です。

目標を達成できたから「嬉しい!」とか「残念!」とかいった気持ちに繋がり、やる気が出てきたり。次の事が考えられたりします。

あいまいな目標では話が始まりませんします。

次への発展もありません。

学習方法がレベルに合っていない

例えば、貴方がTOEICで500点くらいの英語レベルで点数を200点アップさせたいと考えている時に、中学一年生レベルの文法を再度見直す作業を始めていたら効率が悪いです。また、そんな貴方が900点クラスを目指す問題集を読んでいてもほとんど進まなくて非効率です。

英語学習に限らずに学習とは各人の持っている、その時の能力が基礎となり次へと積み重なっていく物なのです。「忘れていく事に対する対策」も学習者のレベルで大きく違ってきます。

学習効果が実感できない

どんな人でも学習した結果が見えてこないとモチベーションが下がります。

定期的に試験を受けてみるとか、自分で作ったチェック・リストでの項目が満足できているか、一つ一つ確認してみて下さい。各人が工夫して自分の今のレベルを確認して、個別の目標が達成できたか確認するようにしてください。そしてモチベーション向上につなげましょう。

覚えたい事を忘れないように紙に書いて自室に貼っておくとか、SNSで何度も書き込みしてみるとか様々な工夫で記憶定着を図りましょう。そしてモチベーションを維持向上させていって下さい。

そしてモチベーションを確認しながら自分の学習を振り返り、機会を作って効果測定をしていって下さい。

 

 

〆最後に〆

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