SEOに疲れた私が辿り着いた結論|PVではなく「積み上げ」で考える個人メディア戦略

pika1.0で作成した動画の画像 New Challenge
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最近、自分のサイトであるDirac226.comを見直していて、
少し複雑な気持ちになりました。

サイトを立ち上げてから数年。
AI、物理学、数学、熱力学、サイバーセキュリティ、
Rails、生成AI。
興味のあるテーマを積み上げてきました。

しかし現実を見ると、一日一クリックもされない記事がある。
何時間もかけて調べて書いた記事が、誰にも読まれていない。

そうなると、どうしても考えてしまいます。

「この数年間は無駄だったのではないか」

けれど、そこで少し立ち止まって考えました。

まず皆さんに試してほしいこと

この記事を読んでいる方がブログやWebサイトを運営しているなら、
まずは難しいSEO理論を学ぶ前に一つだけ試してみてください。

Google Search Consoleを開き、「検索結果」の画面を表示してください。

その中にある「ページ」タブを開き、表示回数の多い順に並べてみてください。

そこで表示回数が1000回を超えている記事を探します。

もし見つかったら、その記事は既にGoogleから評価対象として認識されています。

私は最近、この作業を行って考え方が大きく変わりました。

SEOとは検索順位のテクニックではなく、「どの知識を入口にして、どの知識へ読者を導くのか」という設計の問題なのだと気付いたからです。

テレビと個人メディアは何が違うのか

テレビは広告モデルです。

ドラマやスポーツ、バラエティ番組で視聴者を集め、その注目をスポンサー企業へ届けています。

つまりテレビは最初から「入口」を意識しています。

一方、多くの個人ブログは出口ばかり作ってしまいます。

私自身もそうでした。

カルノー。
ボルツマン。
情報理論。
LLM。
Rails。

どれも面白いテーマですが、読者の大半はそこから検索を始めません。

読者はもっと身近な疑問から検索を始めます。

  • 電子レンジはなぜ温まるのか
  • 電気代を下げるにはどうすればよいのか
  • スマートグラスは本当に使えるのか
  • 太陽光発電は元が取れるのか
  • EVは本当に環境に優しいのか

つまり検索行動の入口は生活の中にあります。

私が辿り着いた五層構造

第一層:世間の関心

芸能人、スポーツ、ドラマ、ニュースなどです。

巨大な市場ですが、大手メディアとの競争になります。

第二層:生活の悩み

電子レンジ、冷凍食品、エアコン、電気代、住宅、EV、太陽光発電、QRコードなどです。

検索需要の中心はここにあります。

第三層:技術活用

生成AI、スマートグラス、DX、IoT、自動化です。

生活課題を解決する手段としての技術です。

第四層:技術の本質

熱力学、統計力学、情報理論、通信理論です。

第五層:科学史と思想

ピタゴラス、ニュートン、カルノー、ボルツマンなどです。

Dirac226.comが最も強みを持っている領域でもあります。

電子レンジからカルノーへ|知識の積み上げ方

例えば電子レンジの記事を書いたとします。

電子レンジはなぜ食品を温められるのか?

マイクロ波加熱の仕組みを物理学から解説。


記事を読む →

ここで終わると家電記事です。

しかし、なぜ熱が発生するのか。
なぜエネルギー変換が起きるのか。
という疑問へ進むと熱力学へ到達します。

そして熱力学の歴史を辿るとカルノーへ到達します。

カルノーとは誰か?

熱力学の出発点となった科学者を解説。


記事を読む →

つまり入口は家電ですが、出口は科学史なのです。

私は今後、このような導線を意識して記事を書こうと考えています。

スマートグラスから企業案件へ|収益化の考え方

もう一つの例がスマートグラスです。

Metaグラスは建設現場を変えるのか

スマートグラスの活用事例を紹介。


記事を読む →

スマートグラスの記事を読んだ人は、単に製品に興味があるだけではありません。

建設現場のDXや人手不足対策、遠隔支援などにも関心を持っています。

建設業におけるAI活用事例

生成AIと現場DXの最新動向。


記事を読む →

ここから施工管理システムやDXサービス、AIソリューションへ繋がります。

Amazonリンクだけではなく、企業案件や問い合わせ獲得へ発展する可能性もあります。

入口と出口を分けて考えることで、収益の可能性は大きく変わります。

Amazon・楽天と企業案件は両立できるのか

私は以前、どちらかを選ばなければならないと思っていました。

しかし今は違います。

Amazonや楽天は生活記事との相性が良く、企業案件は専門記事との相性が良いのです。

  • 電子レンジ → Amazon・楽天
  • エアコン → Amazon・楽天
  • スマートグラス → 企業案件
  • 建設DX → 企業案件
  • AI導入支援 → リード獲得

つまり競合ではなく、サイト内で役割が異なるだけです。

AI時代のSEOは何が変わったのか

ChatGPTやAI検索が普及したことで、単なる情報のまとめ記事は価値を出しにくくなっています。

一方で価値が高まっているのは一次情報です。

  • 実際に試した経験
  • 導入してみた結果
  • 比較して分かったこと
  • 失敗談
  • 検証結果

AIが要約できない体験が、これからの競争力になります。

テレビとインターネットは何が違うのか

テレビは広告モデルです。
視聴者を集め、その視線を企業へ販売しています。

ドラマがあり、
バラエティがあり、
スポーツがあり、
ニュースがあります。

そしてその合間にCMが流れます。

つまりテレビは、
まず人を集めることに全力を注いでいます。

一方、個人ブログは違います。

検索で見つけてもらい、
記事を読んでもらい、
興味を持った商品やサービスを紹介する。

Amazonや楽天のリンクもそうですし、
企業案件もそうです。

しかし私はある時、
この考え方だけでは限界があると感じました。

なぜモチベーションが続かないのか

理由は単純です。

成果が遠いからです。

Amazonリンクを貼っても売れない。
楽天リンクを貼っても売れない。
広告収益も微々たるもの。

すると人は考えます。

「今日の記事を書く意味はあるのだろうか」

実際、私自身もそう感じることがあります。

しかし今振り返ると、
問題は記事を書いていたことではなく、
積み上げの方向性を定義していなかったことでした。

私が辿り着いた五層構造

現在の私は、
サイトを五層構造で考えています。

第一層:世間の関心

芸能人、スポーツ、ドラマ、ニュース。

ここは巨大市場です。

しかし大手メディアとの競争になるため、
個人が正面から戦うべき場所ではありません。

第二層:生活の悩み

電子レンジ。
冷凍食品。
エアコン。
電気代。
住宅。
太陽光発電。
EV。
QRコード。

人は困りごとを解決するために検索します。

つまり検索需要の中心はここです。

第三層:技術の活用

AI。
ChatGPT。
スマートグラス。
自動化。
DX。

生活課題を解決する手段としての技術です。

第四層:技術の本質

熱力学。統計力学。情報理論。通信理論。

ここで初めて、なぜその技術が成立するのかを理解できます。

第五層:科学史と思想

ピタゴラス。ニュートン。カルノー。ボルツマン。

人類がどのように知識を積み上げてきたのか。
私はここに強い興味があります。

重要なのは「入口」と「出口」だった

以前の私は、第四層や第五層の記事ばかりを書いていました。

しかし読者はそこから入ってきません。
読者は、電子レンジやエアコンから入ってきます。

そして、なぜそうなるのかを知りたくなり、
物理学へ進みます。

さらに、その背景にある歴史へ興味を持つかもしれません。
つまり入口が必要なのです。

収益化も同じ構造で考える

Amazonや楽天は否定しません。
むしろ生活記事との相性は良いと思います。

しかし本当に大きな収益になるのは、
企業との接点です。

例えば、
スマートグラスの記事を書く。

建設DXの記事を書く。生成AI導入の記事を書く。
すると企業との接点が生まれます。

企業案件や問い合わせは、Amazonリンク数百件分の価値に
なることがあります。
つまり、Amazon・楽天と企業案件は
対立しません。
入口と出口が違うだけです。

AI時代の個人メディア

検索エンジンだけに依存する時代は終わりつつあります。
ChatGPTやAI検索が答えを要約する時代になりました。

だからこそ、実際に試した経験が重要になります。
Railsで構築した。Ollamaを導入した。
スマートグラスを調査した。
そうした一次情報は、AIが簡単に複製できません。

読者への問い

この記事を読んでいる方へ。

私は最近、
SEOとは検索順位の技術ではなく、
知識の積み上げ方そのものなのではないかと思うようになりました。

もちろんPVは大切です。
収益も必要です。

しかし、
PVだけを追いかけると続きません。

だから私は、
まず積み上げるテーマを決めようと思います。

電子レンジでも良い。
エアコンでも良い。
AIでも良い。

大切なのは、
そのテーマを起点に知識を深め、
誰かの課題解決につなげることです。

もしあなたがサイト運営をしているなら、
ぜひ一度考えてみてください。

あなたは何を積み上げますか。

そして、
その積み上げは、
誰の役に立つでしょうか。

私自身もまだ答えを探している途中です。

しかし少なくとも、
PVだけを追いかけるよりは、
ずっと前に進める気がしています。

よくある質問(QA)

Q. PVが少ない記事は削除した方がよいですか?

まずSearch Consoleを確認してください。
表示回数があるなら改善余地があります。
削除よりも導線改善を優先した方が良いケースが多いと思います。

Q. 科学史記事は需要が少ないので意味がないですか?

意味があります。ただし入口にはなりにくいため、
生活記事や技術記事から繋ぐ必要があります。

Q. Amazonアフィリエイトだけで十分ですか?

入口としては有効ですが、長期的には企業案件や
リード獲得も視野に入れた方が良いと思います。

Q. AI時代にブログは終わりますか?

終わりません。
ただし要約記事だけでは厳しくなります。
体験や検証の価値はむしろ高まっています。

Q. ペルソナは絞った方が良いですか?

サイト全体は広く、記事単位は狭く。
これが最も現実的だと思います。

Q. Search Consoleは何を見るべきですか?

表示回数、クリック率、掲載順位です。
特に表示回数1000以上の記事は優先的に分析する価値があります。

今夜30分でできるSEO改善チェックリスト

この記事を読んで終わりにしないために、ぜひ今夜30分だけ時間を作ってみてください。

  • □ Search Consoleを開く
  • □ 表示回数上位20記事を確認する
  • □ 表示回数1000以上の記事を探す
  • □ その記事から繋げられる関連記事を3本考える
  • □ ブログカードを設置する
  • □ 内部リンクを追加する
  • □ Amazon・楽天と相性が良い記事を探す
  • □ 将来企業案件に繋がりそうな記事を探す
  • □ 来週リライトする記事を1本決める

最後に

私は以前、「もっと良い記事を書けば読まれるはずだ」と考えていました。

しかし今は少し違います。

良い記事を書くことは大切です。
ですが、それだけでは足りません。

読者がどこから入ってきて、どこへ向かうのか。
その道筋を設計することが重要です。

電子レンジから熱力学へ。
熱力学からカルノーへ。
スマートグラスから建設DXへ。
建設DXから企業案件へ。

私はこれから、そのような「積み上げの導線」を意識してDirac226.comを育てていこうと思います。

もし皆さんもサイト運営をしているなら、まずは今夜30分だけSearch Consoleを開いてみてください。

そして自分のサイトの中で、最も可能性を持っている記事を一つ探してみてください。

SEO改善の第一歩は、新しい記事を書くことではなく、既に持っている資産を見直すことなのかもしれません。

〆最後に〆

以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
全て返信できていませんが 見ています。
適時、改定をします。

nowkouji226@gmail.com

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